パワーストーンのちから

Power Stone Date Base

メインイメージ

パワーストーンと錬金術

中世のヨーロッパにおいても、パワーストーンは非常に重要な役割を果たしました。

地中海周辺を中心にヨーロッパを広く支配したローマ帝国は、
ゲルマン民族の大移動や、十字軍の東方遠征などによって、
徐々に、その権力も衰えはじめていた時代に、東方から持ち帰られた、
様々な宝石や鉱物は、貴族に大きく注目されたと言われています。

物理的な法則についての知識は殆どなく、魅力と言えば、
その神秘性や魔術的な意味に感じていたと言われています。

東洋からは、これらの宝石に加えて占星術という文化も取り入れられ、
その影響もあってか、さらにパワーストーンへの興味が深まっていく事になります。

結果として、この文化は錬金術の進歩に大きく寄与します。
さらに、貴族以外の層にも広く人気を集めるようになってきました。

そういった背景の中で、様々な石に関する本が出版されます。
その代表的な作品としてマルボドゥスの「石について」があります。

この作品は、中世でもかなり初期の頃に記述されたと言われており、
世界中の言葉に訳された本が見つかっているほどの大ベストセラーでした。

内容としては、主にパワーストーンの神秘性について語られています。
1つの特徴として、キリスト教・ユダヤ教的な信仰心に基づく内容になっています。

その他の本

○ヒルデガルト「フシュカ(自然学)」

聖女ヒルデガルトの多方面にわたる知識の一つとして、
この作品は編纂されました。また、そのチャネリングのような接神体験を、
本としてラテン語のまとめたのがフシュカだと言われています。

その内容は極めtえ自然学的であり、25種あまりの石について触れているほか、
魚や鳥、動物などのジャンルについて説明されています。

これは、石が全能の主なる神を崇拝している、
浄化された魂から発せられる真理の言葉としたそうです。

○アウベルトゥス・マグヌス

秘密の書と鉱物書を残したアウベルトゥスは数々の逸話を持つ人物で、
ドミニコ会の高僧としても知られています。

アリストテレス派の哲学者であったというデータも残っています。
45種類もの鉱物についての考察を記載している「秘密の書」などが代表的な作品です。

○べノニ・ラビ
ユダヤ人の神秘家として有名なべノニ・ラビも石についての著書があります。
石についての神秘的かつ魔力的な効能について、
占星術の知識もまみえながら丁寧に解説を行ってくれています。

この他にも、この時代には神秘的なイメージを持って、
多くの人にパワーストーンが愛されました。